ゲームレビュー(目次)>>な行(個別)
ななついろ★ドロップス
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ななついろ★ドロップス
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お薦め度 |
システム |
シナリオ |
音楽 |
絵 |
B |
(B) |
B |
B+ |
A+ |
キャラ |
ボイス |
演出 |
H度 |
B+ |
B+ |
(B-) |
C |
[WIN(DVD-ROM)][06/04/21]
[原画:いとうのいぢ][音楽:水月陵][ボイス:野神奈々] |
「星のしずくと初めての恋……それは不思議な物語」
異世界のものを誤って口にしてしまった主人公は羊のぬいぐるみに変身してしまう。彼を拾ったのは主人公に密かに好意を寄せている恥ずかしがり屋の女の子・秋姫すもも。恋と魔法、そして主人公の運命の行方とは……!?
システムはMyPCのビデオカードが必要スペックを満たしていないため、読み返し・自動テキスト送りが使えずに不便でした。演出においても、しずくの動きが滑らかでなかったのも同様の原因でしょう。おそらくスペックを満たしていれば、ストレスなくプレイできたと思われます。
シナリオはすもものみに歌入りエンディングがあるように、すももルートがあくまでメイン。魔法と絡めて、主人公とすももの気持ちが両想いの恋へと育っていく過程がしっかりと描写されているのには好感。それと比べると、ノナと撫子はあくまで分岐という感じで、やや物足りなさを感じました。
キャラはサブキャラ群がたとえば、すももの父がミステリー作家だったり、小岩井フローラが萌えだったりするのですが、踏み込んで描かれてはいないのが勿体無いです。あくまでヒロイン3人に焦点を当てているためでしょう。ヒロインたちは可愛く描かれていて、ボイスもよく合っていたと思います。
音楽はこれまで通り、耳に気持ちよく響いて、少女マンガちっくなストーリーによく合っていました。ただ、ぴすぴすほどのインパクトがなかったのは残念。
絵は若干、くずれた表情のものがありました。が、それさえも魅力的に感じられるから不思議です。Hシーンの絵や、終盤のイベント絵は特に見惚れるほどでした。えっちぃというよりも、キレイという方が当てはまります。
少女マンガ的な魔法少女の活躍を見たい人にオススメの作品。すももと撫子の友情にも注目です。
[予約特典]
・「コイスル★フローライト フルバージョンマキシシングル」、いとうのいぢ&ぺろ書き下ろし「別冊★ななついろ」
[同梱特典]
・いとうのいぢイラストBOOK IN's Workshop4
[萌えキャラ]
・すもも、アスパラス、フローラ(かわええ〜かわええ〜) |
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(↓↓↓ネタバレあれこれ↓↓↓)
前作「ぴすぴす」と比べると、どうしてもパワー不足を感じる「ななついろ★ドロップス」でした。「こもれびに揺れる魂のこえ」と同様、ギャグ要素がほとんどないためでしょう。ただ、星のしずくを集めるという要素があるため、退屈感は押えられています。
すもも・撫子・ナノのシナリオそのものには特に言うべきことはありません。すももルートは真正面から恋について、丁寧に描写してあったのでホント、良かったと思いますし。
まあ、あえて言うなら主人公が記憶を失ったあと、すももと過ごすうちに断片的に記憶を思い出したりしますが、その解釈も魔法世界と合わせてなんなりと示して欲しかった、というのはあります……が、それは欲張り過ぎでしょうかね(笑)。
それより上のレビューの方でも書いていますが、サブキャラ群、設定は良いのにイマイチ活かしきれていないのが惜しいですね〜。そもそも、攻略対象キャラが「ぴすぴす」より減って3人ならば、もうちょいサブにも力入れてくれても良いのになー。
たとえばフローラとか、フローラとか、フローラとか(←かなり粘着)。
予約特典の「別冊★ななついろ」のフローラのキャラ設定では「もう少し胸が大きくなって欲しいと思っている」とか書いてやがります。そんな美味しい設定あるんなら、サマーキャンプでお風呂のシーンとかあるんだから、フローラにそこんとこ独白させたりしろと、小一時間…(長いので削除)。
こもれびの三つ子も、とりあえず登場してるって感じで、もっと活躍させて欲しかったなー、と思います。あと、きょにうなすももの母親・カリンさん。ホンマちょい役じゃないッスか〜。おまけシナリオもないし、「え? もう終わり?」と、どこか消化不良な感じです。
まあ、すももシナリオではピュアな恋心を思い出させていただいたんで、良かったと言えば良かったのですが。最近では「ピュアってなに? 美味しいの?」って感じで、そういう意味ではやさぐれ気味なあなたにオススメの作品DEATH。 |
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