「――魂(コード)を、解読せよ」
母親を失ったあの火事から10年。主人公は人並みの幸せと不幸せを味わいながら、ごくごく普通に暮らしていた。しかし、未だ彼の心にある悲しみと後悔は拭えていない。
そんなある日、死んだはずの母親を目撃する……!!
絵とボイスが巧いこともあり、どのキャラも魅力に溢れています。しかしながら、主人公の実力を伴わない行動・口先ぶりに感情移入が阻害された感がありますね(特に未緒ルート)。勇敢と無謀を取り違えているのではないかと。
夏希や沙耶さん、真姫奈や加茂などは非常にいい味。自分的には紫織くんの悪目に萌え萌えです(違。
シナリオは前作「ぶらばん!」よりUPした感じですが、消化不良な部分(真姫奈の役割や沙耶のこれまでの気持ちなど)や、ご都合なキャラ行動に難があるように思えました。台詞は(主人公を除いて)格好良いものもあり◎。
「オレもアンタもただの狗でしかない。そうだろ?」
「他人のアナタが勝手にアタシを否定するな!」など。
音楽は「Have a hard time」「Rosy shock」など、自分的にはかなり好み。演出は立ち絵の動かし方はなかなかでしたが、戦闘シーンなどはやや弱い気が……。
結論として、魂に関心がある人や、絵萌え・キャラ萌え出来る人にオススメの作品です。
[予約特典]
・設定資料集&「E×E」OP主題歌CD
[萌えキャラ]
・夏希、沙耶さん(貧乳と巨乳、あなたならドッチ?) |