「なあ、今度は学校の七不思議の特集をやろうぜ」
放課後の新聞部部室に、日野によって集められた七人の語り部と聞き役の坂上修一は初めて顔を合わせる。しかし、七人集められたはずの語り部は、何故か六人しかいなかった。七人目が姿を見せぬまま始まる七不思議の集会。
七人目は、現れるのか。そして、七不思議の結末は?
システムはゲーム中にタイトルに戻れなかったり、テキストが流れ過ぎたりと、微妙に使いづらい印象。
音楽・絵は綺麗さと怖さを巧く表現していて◎。
キャラは各々個性が強く、かなり立っています。そんな彼らが語る怪談は、単に怖いというよりは恐ろしい。幽霊話はほとんど出てきませんが、人間のエグさが嫌〜な感じで味わえます。時代が1995年ということなので、劇中に漂う古臭さは否めません。
「高木ババア」「あなたは幸せですか?」「ゲーマーの条件」「かぐわしきにほひ」「偽りの愛」「魅惑のトイレ」+αとありますが、どれもなかなかに印象的。全体的にボリュームが少ないのが残念ですね。
SFC「学校であった怖い話」、PS「学校であった怖い話S」からのファンの人はもちろん、ホラー好きには外せない作品。
[萌えキャラ]
・福沢玲子(遠くから見てる分にはOKです-汗) |