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この青空に約束を―

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この青空に約束を―
この青空に約束を―
初回特典付き
お薦め度 システム シナリオ 音楽
A- S- A A+ A
キャラ ボイス 演出 H度
A+ A- B+ B+
[WIN(DVD-ROM)][06/03/31]
[シナリオ:丸戸史明][主題歌:I've sound、ED・挿入歌:ave;new]
[ボイス:河合春華、草柳順子、北都南、紫苑みやび]
「あのとき描いた約束の場所で、いつまでも待ってるよ」

 システムは良好。特におまけの「イベントモード」は印象的だったシーンを見ることが出来、非常に便利です。

 シナリオは読みやすさと笑い、そしてじんわりと胸に響く筆運び。また、文の切り上げ方に潔さを感じます。とはいえ、読者による脳内補完を求める部分があることに、やや不満が残りました。

 攻略順ですが熟考の結果、ACT1→オフィシャルサイトで全キャラのドラマを聴く→ACT2以降「海己→奈緒子→静→宮穂→沙衣里→凛奈→茜(固定)」が良いのではないかと。他キャラルートにおいて、海己の含みのある言動や見せ場が多いため、最初に海己を持ってきた方が切なさを噛みしめられるからです(イベントモードで再プレイしてみると実感)。ただ、その場合は強制的に海己萌えになる可能性があるので悪しからず(笑)。

 音楽はショコラ・パルフェより、自分好み。たおやかな曲調が舞台によく合っています。特にED曲「さよならのかわりに」は必ずくる別れを盛り上げるのに、ピッタリの1曲。

 絵は背景の綺麗さや、立ち絵のバリエーションの豊富さ・表情は良かったものの、イベント絵(特にH絵)に崩れがあったのは残念。それ以外については、シナリオとよく融和しているので問題ありません。

 キャラについて、もっと彼女らの日常を覗いていたかったというのが本音。つまり、それだけ活き活きと描かれています。特にキャラ間のやり取りは至高と言っても過言ではないでしょう。

 ボイスは最初、奈緒子だけ相当な違和感がありました……が、進めていくうちに受け入れられました(苦笑)。その他は特に違和感なしです(凛奈はかなり有名な方なので、他のキャラに思い入れがあると抵抗がある場合もアリ)

 攻略順やキャラ萌え度によって、この作品の評価というのはかなり上下する気がします。とはいえ、自分的には名作とは言えないまでも、十分に良作だと感じました。

 ベタ/王道を美味しく楽しんでみたい人にオススメです。

[予約特典]
・「この青空に約束を―」ドラマCD

[初回版同梱特典]
・「この青空に約束を―」オリジナルサウンドトラック

[萌えキャラ]
・凛奈、宮(あの主人公に飽きたら、いつでも嫁にきやがれ!!)
(関連)[この青空に約束を- 通常版] [この青空に約束を― オフィシャルファンブック(仮)]

(↓↓↓ネタバレあれこれ↓↓↓)

 以下、キャラ・ルート雑感。

 六条宮穂…マゾっ気満々のお嬢様。別名「M穂」。最後の校内新聞が見つかり、ED曲が流れ、エピローグへと続きます。いきなりでちょっと物足りなかったッス。かといって、交際を認めてもらうのを延々と描写されるのもダルいので、ちょうど良かったのかな? 亜流ながら宮への納得のさせ方が凛奈と被っているのもちょい気になりました。

 最初、あまり親しみの湧かないキャラだったのですが、他キャラルートでどんどこ株を上げました。というのも、相も変わらず余計な一言を言ってしまい、ツッこまれるというのが憎めないというか。愛着あるキャラ(笑)。いたぶりたいわけじゃないよ。ホ、ホントだよ?[シナリオ評価…B+]

 浅倉奈緒子…痛い、痛いよ(泣)。ケースは違いながら、奈緒子みたいな贖罪経験があると死ねます。奈緒子をクリアしてから、静シナリオに進むと、これまた居たたまれないものが……オフィシャルサイトのラジオドラマでの海己とのやり取りもイタタタ……。口は悪いながら、仲間のため、航のためなら、手段を選ばないやり方(一応、合法)、芯の通った優しさと強さには脱帽。でも、恋に関してはかなりの不器用さを発揮。完全無欠でないのが良し。

 プレイ前は凛奈と並び、自分ではお気に入りキャラ2トップだったのですが、それでも余り触れたくないキャラになってしまいました。キャラ外見的には「夏ノ空」の桜子おねーさまと酷似しているのですがね、どうにも。1度だけの後悔で済んだ彼女と、1度だけの後悔と出来なかった自分の差か……(遠い目)。自分的には特殊な位置づけ。[シナリオ評価…A-]

 藤村静…北都南のロリ声キター!! と、それはともかく、つぐみ寮にきた時の詳細をあまり語らないのは、開発時間がなかったから、それとも少女が女に変わるまでを描きたかったのか、それとも……カネ?(謎) 背徳感を味わいたい人にオススメのルート(でも、言うほど主人公には背徳感がなかったり)。逆にロリ好きでないと、キツイかも……。自分的には……ウホッ、良い感じですが(笑)。

 天岩戸の如く、部屋に立てこもった静をみんなが呼びかけるシーンは良かったです。このシーンになる前に、静が自分の辛い過去を思い出すシーン→航が親御さんに会いに行った日の回想→みんなで呼びかけ、と描写されていたら、おそらく号泣確定だったでせう。ラストは反則気味な美少女でした……。[シナリオ評価…A-]

 桐島沙衣里…恋の始まり方が笑えたのと、年上とは思えない、甘えっぷりがヤバイ位に可愛いッス。見せ場は主人公の退寮を巡る職員室のやり取り。これにはドキドキでした。また、「約束の日」での奈緒子への告白も、かなりジーンときましたよ。6歳も年下の女の子に「私の憧れ」と素直に言ったのには拍手。すげー。

 中盤までツンデレならぬ、ダメデレ。でも最後には決めてくれます。新米教師と言いつつ、2年の終わりには立派に教師になっているのが格好よいですな。[シナリオ評価…A]

 沢城凛奈…こおろぎさとみボイスだけでもヤバイのに、ウル目の立ち絵は死にました(汗)。あと、修羅化したときの冷たい瞳も違う意味でそそられました(笑)。学園祭のピーターパンのやり取りは笑いと感動を巧く混ぜていて、さらにはそこに海己を持ってくるのはなかなか。あと、思い出を拾いに一緒に島をまわるってのも、青春ぽくて好きです。石が合わなかったというのも、フツーに面白い。

 この作品で一番、お気に入りのキャラであり、シナリオです。(ボイス補正入ってるので他の人はどうだか分かりませんが−汗)[シナリオ評価…A]

 羽山海己…設定がズルイって言えば、ズルイキャラ(笑)。どう動けばええねん!! と、かなーりヤキモキしたですよ。星野家と羽山家間でいざこざって絶対にあったと思われるんですが、そっくりスルーってのはちょっと……。[シナリオ評価…B+]

 「約束の日」…スタッフロールはもう反則だろ、と。率先して奈緒子が泣いているのは、性格表してますねー(笑)。演出過多と言われようが、別れの悲しさと青々しさをちゃんと表現できているのはすごいと思います。[シナリオ評価…A]

 三田村茜…伏線回収。可愛いんだけど、うるさい(←誉め言葉)。ペッタン具合は◎。お兄さんと主人公のやり取りを見たかったのは、自分だけではあるまい(笑)。[シナリオ評価…B+]



 キャラ描写やシナリオ展開はさすがというか、安定して楽しめました……が、締めくくりがどのキャラも割と淡白でしたね。また、つぐみ寮取り壊しの結果については沙衣里ルートと海己ルートでしか大きく取り上げられていないのが気になりました。一応、軸であるハズなんだから他キャラルートでもウヤムヤにはして欲しくはなかったかな、と。掘り下げに関しても、ダークな雰囲気になることを避けたのか、やや浅かった気がします。

 「ショコラ」「パルフェ」のように、インパクトと抜きん出たキャラシナリオはありませんでした。しかし、全員がつぐみ寮という「ネバーランド」で影響し合い、最後には晴れやかな表情を見せていたのが楽しく、嬉しく、素直に面白かったです。欲を言えば、6人揃った寮生活のイベントをもっと見たかったな〜。もしくは7人目の嫁を迎えたあとの話とかね(笑)。

 終えたあと、ちょっと物足りなさを感じたものの、とにもかくにも面白かったです☆


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