「千々に撒かれたパズルのピース。どうか、優しく配列されますように」
ミクロではなく、マクロで楽しむ作品。つまり、分岐(リンク)した先に各ヒロインのルートエンドがあるのではなく、事実・想像・夢の順序がバラバラに配列されていることを意識し、どこにどう嵌るかを考えながら読むと吉です。また後半に進むにつれて認識論や構造論に絡んでくるので、造詣がない方は読み進めるのに苦戦するかもしれません。しかしながら、下ネタや会話の「間」、シニカルでエスプリの利いたテキスト運びはさながら、高級な紅茶を飲んでいるよう。全部ひっくるめてロミオワールドを楽しんでみてください♪
[萌えキャラ]
・塚本葉子(嫁にしたいおんにゃの子) |