「鐘のない鐘楼。死体の眠る池。血色に染まる紅葉坂…」
山奥の女子校に赴任してきた主人公。池で溺れていたところを助けるも「このことは黙っていて欲しい」と訴える少女。やがて主人公は否が応にも事件に巻き込まれてゆく……。
赤川次郎サウンドノベル作品の第3弾(第1弾「魔女たちの眠り」、第2弾「夜想曲」)。音楽・背景などは標準並ですが、セーブなどシステムが若干使い辛いのが難点。
人物はシルエットで、オーソドックスなサウンドノベルと言えましょう。エンディングは30以上で残酷なものは少なく、ほのぼの・切ない系が多くを占めます。推理とは別に、学院に語り継がれる七不思議を見つけ出す「学院七不思議ボタン」で別の遊び方があるのも好印象。
全ENDを見るのに15時間ほどあれば良いので、ミステリー好きの人にオススメの作品。
[萌えキャラ]
・なし |