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（↓↓↓ネタバレあれこれ↓↓↓）
前作のキャラは全く出てこないので心配でしたが、全くもって杞憂でした。ちゃんと「ToHeart」しているのはさすがですね。主人公の曖昧な性格をなんとかすれば、もっと良作になっただろうことが残念。
このみ：ゆりしーボイス可愛いッスね〜。それはともかく、「このみはただの幼なじみ」っていう発言を聞いて、このみが傷つくというのはベタですが、そのベタさが良かったです。ゆりしーボイスでのHシーンは反則。[シナリオ評価：B]
環：ガキ代将だった、たま姉。主人公が女嫌いになった要因。できれば「女王様ごっこ」とかで、つま先を舐めさせられたとかのシチュがあったら泣いて喜んだのですが（笑）。雄二との掛け合い、完全無欠なたま姉が実は犬嫌いで「うにゃー!!」と逃げ惑うのは素直に萌え。Hシーンは胸アリ・後ろアリで良いのですが、表情に若干違和感があります……。[シナリオ評価：B]
ささら：XRATEDの新キャラ。期待していたんですが、まーりゃん先輩が絡んでくるまで、女嫌いのくせにつきまとう主人公・人間嫌いなささらの2人だけで話が進んでいくのは、非常に退屈でしたね（苦笑）。ささら・まーりゃん先輩と素材は良いし、イベントもそこそこ良かったのに、なんだか最後まで中途半端な感が否めませんでした。それにしても、まーりゃん先輩ルートは何故ないのか? 個人的にはファンディスクにて追加シナリオを書き下ろして欲しいものです。[シナリオ評価：C+]
愛佳：「たかあきくん、あたしの初めてみんな持ってっちゃう」「たかあきくんと、せっくすしてる」「中に出されちゃった」とかのエロ台詞は反則でしょう（汗）。真面目な話、愛佳のお姉ちゃんであろうとする姿と、人柄によるみんなのパワーのラストは良かったッス。できれば妹君の出番がもうちょいあれば、なお良かったかな〜。[シナリオ評価：A-]
由真：お笑いあり、ロマンチックありの良シナリオ。憎まれ相手がいつの間にか想い人、というのは割とありがちな展開なのですが、読んでいて一番楽しかったッス。「これで勝ったと思うなよ〜」は名台詞ですな。[シナリオ評価：A-]
花梨：んー、無理やり面白くしようとして失敗しています。しかも、「花梨」やら「笹森さん」やら花梨の呼び方がまちまちで、やたら気になりましたですよ。心理的距離がよく分からん。シャワーシーンの髪をほどいた花梨は可愛かったんですけどね……。[シナリオ評価：C]
るーこ：「るー」やら「うー」やら、最初は「?」って感じでしたけど、なかなかどうして良いシナリオでした。Hシーンは無茶苦茶饒舌ですし、エロエロ。個人的には「うーの子種を、るーの中に刻んでくれ……深く、深くだ」とか、ちょっと高飛車っぽく言って欲しかったな〜。まあ、普通の女の子であることを強調したかったんだと思いますけど。余り深くは語ってませんが、「るーこ」が「ルーシー」になるまでの時間を考えると、切なくなります。可愛いキャラ。[シナリオ評価：A]
珊瑚&瑠璃：関西弁が変……ですね。あくまで関西弁風ってことなんでしょうか? ストーリーに関しては特に感想はなし。Hシーンへの移行が強引ですけど、これまたエロい。ミルファとシルファを交えたメイドロボ3人娘のストーリーも読みたかったッス。[シナリオ評価：B]
優季：ほとんど、おまけシナリオ的扱い。感慨なしです……。[シナリオ評価：C]
……ということで、攻略キャラが多く大変ですが、「萌え&エロ」でお腹いっぱいになることは請け合いの作品でした。
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