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ひぐらしのなく頃に

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ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に
お薦め度 システム シナリオ 音楽
A+ C- A+ A+ C+
キャラ ボイス 演出 H度
A- × B+ ×
[WIN(CD-ROM)][04/08/13]
「ひぐらしのなく頃に起こった惨劇の謎に挑め!!」

 毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。

 ――陰謀か。偶然か。それとも祟りか。

 システムはやや使いづらい印象。特に読み返しが場面ごとでクリアされるのか、時には全く読み返せないことがありました。一度、クリアしてから使えるシナリオジャンプも、簡易的な場面注釈をつけるなどの、一工夫が欲しかったところ。

 絵はこれまでプレイしするのを敬遠してきた理由でした……が、プレイし終えた今となっては、逆にこの絵じゃないとダメですね。イベント絵は皆無・立ち絵も限られているのは同人ということを考えるとやむなしか。

 しかしながら、SEが効果的なところに使われていたり、音楽が場面を盛り上げてくれるのが◎。

 キャラはレナ・魅音・沙都子・梨花と魅力的に描かれています。口ぐせなどの遊び心から、家庭環境の設定まで密に練られている模様。

 この作品を有名にし、面白くさせているだけあるシナリオ作り。たとえば「コンタクト」など時代に合わない単語、誤字・脱字が結構多いことなどを除けば、のめり込めること受けあいです。

 構成は「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」の3つのシナリオを俯瞰し、「暇潰し編」をヒントにして、推理するというもの。

 ただ、意図的に情報を出し惜しみしているようで、非常に難しいのは確か。空白の余地があるからこそ、面白いのですが……かなり想像をたくましくしないとダメですね。「正答率1%」は伊達じゃないということでしょう。構成の妙が光る作品。

 ホラー・サスペンス・推理ものが好きな人にオススメ。前半のギャルゲ的展開に笑ってると、大やけどします。

[萌えキャラ]
・なし
(関連)[ひぐらしのなく頃に祭(通常版)] [ひぐらしのなく頃に 特別編 雛見沢村連続怪死事件 私的捜査ファイル(仮)] [ひぐらしのなく頃に 宵越し編 1 (1)] [ひぐらしのなく頃に 公式キャラクター&アナライズブック] [ひぐらしのなく頃に ビジュアルファンブック] [ドラマCD ひぐらしのなく頃に〜語咄し編〜]

(↓↓↓ネタバレあれこれ↓↓↓)

 「暇潰し編」をプレイするまでは、鷹野さんの死亡時間のズレ、圭一に聴こえる足音、祭りに参加していたもう一人の圭一、殺したはずの沙都子の叔父の死体が消え生きているらしいこと、などから『次元の断層説』などと思ったり(笑)。

 「暇潰し編」をプレイし終わり、「暇潰し編」はどうやらヒントらしい位置づけらしいとのことで、「ひぐらしのなく頃に解」をプレイする前に、真面目に推理をしてみようと思いました。それがこのゲームの楽しみ方の一つですし。

 ただし、「暇潰し編」は推理に至らない、ということから梨花が確実に起こる出来事、および起こるうる可能性を見通すことが出来る能力は(TIPSより、思いもかけないことが起こると嬉しい様子から)事実であり、おそらくこの点にだけ超常現象的要素が含まれていると考えました。以下は「ひぐらしのなく頃に」プレイ後、風呂の中やトイレの中、眠りに落ちる前から通勤途中まで、あらゆる時間を「ひぐらしのなく頃に」の推理に時間を割いた、管理人の妄想推理の羅列です。

※CAUTION!!※

 この推理を書いている時点で管理人は「ひぐらしのなく頃に解」未プレイです。「ひぐらしのなく頃に」までしかプレイしておらず、推理に励んでいる人は何かの参考に、すでに「ひぐらしのなく頃に解」や「「ひぐらしのなく頃に礼」までプレイしてしまっている人は、見当違いな推理に対して、苦笑を浮かべると良いと思われます。

 ではでは始まります。ぱちぱちぱち〜。

<推理開始>
昭和54年の6月の今日。ダム現場の監督が殺されます。恐ろしい殺され方をした後、体中をバラバラに引き裂かれて捨てられてしまいます。
その翌年の昭和55年の6月の今日。沙都子の両親が突き落とされて死にます。あるいは、事故というべきかもしれない。不幸な事故。
昭和56年の6月の今日。私の両親が、殺されます。
昭和57年の6月の今日。沙都子の意地悪叔母が頭を割られて死にます。
昭和58年の6月の今日。あるいはその数日後か。私が殺されます。


 以上の梨花の予言は起こることが絶対確実なことと考えられます。また、この村は、人殺しや、人の命を何とも思わない奴らでいっぱいだ」という梨花の台詞から、雛見沢住民であり、単独ではなく複数が犯人であることが示されています。また、鷹野・富竹の死を予言していないことから鷹野・富竹の死は雛見沢住民以外の人間の犯行、もしくは100%殺されるわけではないとのことでしょう。

他に注目するべきは、
→55年の沙都子の両親の死は事故。⇒事故に近い他殺
→56年に梨花の両親が殺されていること。⇒病死・自殺でなく他殺
→57年の沙都子の叔母の死のみ。⇒悟史は生きている可能性が高い
→58年に梨花が殺される。⇒梨花は100%殺される運命にある。

 以上をもとに、各編の細かい謎は置いておいて、「祟殺し編」における1000人以上も死んだ災害について推理してみます。

 「祟殺し編」の災害はスケールがでかすぎてビックリしたというのが第一印象(汗)。それはともかく、「鬼隠し編」「綿流し編」ではこの災害に触れられていないことから、
→自暴自棄になった沙都子の最大のトラップ

だとも思いましたが、そこまで大掛かりなトラップは一個人には不可能と考えられます。よって、1000人以上もの殺害を成しえるのは、
・本当に単なる自然災害
・園崎家、もしくは国の人為的災害

のいずれかと考えられます。なお、硫化水素の特性は
・水には溶けるが爆発的に溶けるわけではない。
・空気より重い。

ことから、
・圭一は川で倒れていた。
・川は低い位置である。
⇒圭一が生きているのは不自然。

ならば、圭一が生きていた理由として、、
@仮死状態だった。
A誰かが川から高地へ移し、危険が去ったあとに川に戻した。
Bそもそも自然災害でなかった。

@は呼吸量が減少しているとはいえ、無呼吸ではないので硫化水素を多量に吸ったはず。肺水腫になったのは村に来る間に防毒マスクを着用しておらず、残っていた硫化水素を吸ったためでしょう。
Aはまず単独では無理なので、複数人が関与している必要がありますね。また、運ばれているときに圭一は目を覚まさなかったかが疑問ですし、再び元の場所に戻す意味が分かりません。

 ということで、B自然災害でなかったと推理します。とすれば、園崎家か国のどちらかが毒ガスをまいたことになりますが……。

・園崎家…財力・地下施設保有、人肉缶詰などの研究から毒ガスなどの軍事知識がありえる。

 可能性はある……が、わざわざ自分の住んでいる土地を滅ぼす意味は? 実質、村を牛耳っていたのに何の不満が? 何より関係者がほぼ全滅なのは、なぜ?

 もう一度、戻って考え直してみます。

 雛見沢住人で災害時、生き残ったのは園崎詩音(のちに収容病院で自殺)、生き残っている可能性があるのは北条沙都子(行方不明)、北条鉄平(行方不明)、大石蔵人(行方不明)のみ。

@沙都子一個人では1000人以上殺害のトリックはさすがに不可能か。可能としても、動機は? 自暴自棄?
A鉄平は人違いでなければ、圭一が殺したはず。仮に生きていても、動機・手段が不明。
B大石は「祟殺し編」では災害前に失踪しており、「暇潰し編」では生きている。もし、大石が犯人なら真相は闇に消えていく方が都合がいいはず。なのに、わざわざ一連の謎を解こうとしている。そういう意味では動機が矛盾するし、手段が見当たらない。
C詩音は悟史を鬼隠しに遭わせた(と考える)園崎家に恨みがある。しかし、正当後継者でない人間が(園崎家に毒ガス発生装置があったとして)装置を動かせる権限があったのか、動かし方を知っていたのかがが疑問。
D死ぬことを前提で園崎家の権力者(魅音・お魎のいずれか)が作動させたとも考えられる。だが、妥当な動機が不明。

 唯一、B詩音の動機だけがしっかりしています……が、手段が弱い。また、園崎家に恨みがあっても、雛見沢全体に恨みがあったのか? その慣習を生み出した御三家を潰すだけで良いのでは?

 で、ふと思えば、「綿流し編」で魅音・お魎・公由喜一郎・梨花・沙都子殺し、圭一刺しの犯人は詩音と考えるのが妥当ですね。また、個人ではこの程度の殺害がせいぜいでしょう。

 では、最も怪しいのが国ですが、1000人以上をも毒ガスで殺害した動機は?

(仮説1)
・もともと、ダム計画の名目で園崎家を潰そうとしていた。しかし、園崎家の力はすでに大きくなり過ぎていて、大臣の孫誘拐まで成しえてしまった。ダム計画を凍結したものの、このままでは国家転覆までし兼ねない。ゆえに超極秘で園崎家のみならず、雛見沢全体を潰す計画を練っていた。


 園崎家が過去に軍隊と関係があったことから、これに絡んでいると推測はできます。なお、手段は自衛隊。

 ただ、そこまで計画的なら「鬼隠し編」「綿流し編」でも起こるはずなんですよね。まあ、起こっていても言及されなかっただけかもしれませんけど。下の言動が参考になりそうです。

昭和57年までの死は、この村の誰かの仕業と思っていい。
起こる全ての死は、この村を支配する奴らの都合による予定と思っていい。
でも、それでは昭和58年が説明できないのだ。最後の死は、奴らの都合であるはずがないのだ。
奴らは人の命など、何とも思わない。奴らは目的を達する為の障害は、何であれ取り除く。
そして奴らの目的は、最後の死を否定しているのだ。だから、最後の死だけは、奴らと無関係なのだ。
最後の死は必ず、ほとんど、おそらく、例外なく、起こる。多分、きっと、恐らく。
最後の死は、ハンカチか何かで口を塞がれ、意識が遠くなって。
二度と意識を取り戻せないという慈悲深い形で行われる。


 「暇潰し編」での梨花の言葉です。57年までの全ての死は園崎家の都合であり、58年の死は(一部が園崎家の都合だとしても)最後だけは違うということ。なぜなら、「奴ら(=園崎家)の目的」とは「村の支配・団結」であり、村を潰すことは目的と逆の行為に他なりません。つまり、村のカリスマである梨花を殺すことは百害あって一利なし。よって梨花の死は(詩音を除く)園崎家以外の犯行。もちろん、毒ガス災害も園崎家の仕業ではないでしょう。ちなみに「綿流し編」では御三家は壊滅し、村の統制が取れなくなってしまいます。もし、国が毒ガスまきの犯人で、園崎家の瓦解を狙っていたのなら、「綿流し編」では「災害」など起こらなかった可能性があります。

 で、「最後の死」とは梨花の死のことと漠然と考えていましたが、もしかしたら、村人を指しているのかも。村人全員の口がふさがれ、殺されたあと、毒ガスがまかれた? でも、人数的に現実的ではない? いや、園崎家の巻き添えで殺されるのだから、せめて苦しまずに……ということ? というか、もはや1000人以上を殺害できるのは国以外に考えられないのですが……。「ひぐらしのなく頃に解」でどんな答えが出るのか気になりますね。(なお、戦後の主な大量殺人事件の殺害人数はこちらを参考にさせていただきました)

 次にシナリオ選択時の注釈に注意してみます。

「鬼隠し編」:難易度は非常に高い。
「綿流し編」:難易度は「鬼隠し編」に劣るが非常に悪質。
「祟殺し編」:難易度は最悪。推理するにすら至らない。
「暇潰し編」:推理不能。


 「暇潰し編」は推理不能でヒント的位置づけなので直接、事件には絡まない。となると、赤坂の奥さん・雪絵の死は事故にすぎないということですね。

 気になるのが「崇殺し編」の「推理するにすら至らない」という文言。圭一の母親が「起承転結の起に当たる部分がなければ物語は成立しない」と言っていましたが、「結(=災害)」があっても推理に至るための「起(=原因)」が文章中にない場合も推理に至れません。「崇殺し編」はまんま、そのケースと思われます。おそらく、「鬼隠し編」「綿流し編」が鍵を握っているのでしょう。

 ということは、少なくとも「崇殺し編」における圭一の行動は災害を起こした「起」ではないということです。つまり、可能性は低いと思いつつも「圭一が沼に投げ捨てたバイクが毒ガスを引き起こした」という可能性は0なわけであって、圭一の行動とは全く別のところに原因があることは間違いない。まあ、「祟殺し編」では22日未明に災害が起こったのにも関わらず、「鬼隠し編」「綿流し編」では22日には災害が起こっていないことから、やはり人的災害であることは確実ですね。

 ふと思ったのですが、この災害が起こることを予め死っている人物がいたら、身を隠しますよね。となると、「綿流し編」「崇殺し編」で歯形の照会でしか死亡が確認されていない鷹野三四がすげー怪しいってことになります。富竹はフィルムを切らすなどカメラマンとして致命的であったり、魅音にかなり邪険にされている(=富竹の正体を知っている?)ことから、フリーカメラマンという肩書きは嘘でしょう。鷹野の何らかの秘密を知ってしまった、もしくは知らなくても用済みとして富竹は消され、やがて来る災害の前に身代わりの死体を残して雲隠れしたのかも。

 「綿流し編」での事件はおそらく詩音が私怨でヤッちゃったと思われますので、「鬼隠し編」の方に何らかのヒントが多くあるはず……。とりあえず、「鬼隠し編」について考察してみましょう。

●「鬼隠し編」

 まず、「鬼隠し編」で58年に死ぬのは、

・圭一(出血性ショック死)
・レナ(圭一による撲殺)
・魅音(圭一による撲殺)
・富竹(出血性ショック死)

です。梨花も死んでいるようですが、文中では書かれていません。予言と「祟殺し編」で災害前に殺されていることを考えると、ここでも災害前に何者かに殺されたと考えた方が自然でしょう。ちなみに鷹野は行方不明で、焼死体としては発見されていません。

 圭一と富竹の死因は酷似しています。どちらも死ぬ前には幻覚を見ている節があり、暴れたという点でも同じです。しかしながら、「綿流し編」「祟殺し」編で富竹は死に、圭一は生きている。ということは、「鬼隠し編」でのみ死につながる行動を圭一がしたということです。それは何かというと……診療所で注射をし薬を三日分もらったこと。このあとから、圭一の被害妄想が激しくなっていきます。なお、診療所で注射をした人物はほぼ入江で間違いないでしょう。

(仮説2)
・入江は雛見沢住民で人体実験をしていた。診療所にやってくる住民に「治療」という名の「実験」を施す。特に圭一は他所からやってきた人間。少しくらい、効果が強いものを試してみてもいいんじゃないか……。僕の研究欲を満たすためなんだ、ゴメンね☆(独自犯)

(仮説3)
・入江は雛見沢住民で人体実験をしていた。診療所にやってくる住民に「治療」という名の「実験」を施す。特に圭一は他所からやってきた人間。少しくらい、効果が強いものを試してみてもいいんじゃないか……。国から隠密に派遣されてきたんだから、僕は悪くないし。(スパイ犯)


 スパイ犯とは違うでしょうね。大臣の孫誘拐事件の際、目立った行動をしてませんから。入江の独自犯の可能性が濃厚です。とはいえ、園崎家の主治医をしていそうですし、園崎家とは何らかの繋がりはありそう。

 圭一はこの日の晩に針入りおはぎを貰うわけですが、その後の魅音やレナの態度がどうにも針を入れたものではないのですよね。圭一は何かを針と見間違ったとしか思えない。何かは分からないのですけど、魅音のいたずらであり、大怪我に至るものでもないようです。その後も遺書を書いたり、夕食をもってきてくれたレナを追い返したり、白いワゴンに轢かれそうになったり、斧をもったレナに追われたりします。この辺りになると、被害妄想だけでなく、時間間隔まで狂い始めているようです。また、ここで運悪く2人組に襲われますが、この2人組は圭一とは別件でしょう。じろじろと顔を見られて、急に逃げ出したら追いかけたくもなるはず。特に何かを探している最中ならなおさら。圭一が無事に家に帰り着いていることから、2人組は追いついてきたレナと顔見知りである村人だったか、レナの気配を感じ圭一を置き去りにして隠れたと思われます。たぶん、園崎家に関係する人間で鷹野を探しているのではないかと。その後、目を覚ました圭一は「注射器」をもって迫ってきたレナと魅音を撲殺。「注射器」を時計の裏の遺書に貼り付けたあと、謎の集団から逃げ、電話ボックスで喉をかきむしることになるわけですが……。

 エピローグの切り取られた遺書、無くなった「注射器」。これらの意味は?
@大石が隠蔽した。
A入江が隠蔽した。(単独)
B入江が隠蔽した。(グループ)

 おそらく「注射器」ではなくて「サインペン」であり、時間的に発見できたのは警察である大石しかいません。捜査が「圭一の精神異常」で片付けられるのを避けるために隠蔽したのでしょう。また、白いワゴンから降りてきたのは入江一人か、それともグループなのか。一人なら、他の人間は圭一の精神状態が末期ゆえに見た幻覚となります……が、入江を始めとするグループと考えれば、園崎家が絡んでいると考えられます。いずれにしても、血まみれになった部屋に踏み込むことは証拠を残すことになるので、警察以外は踏み込めなかったと考えられます。

 ただ、診療所で施した注射と薬があくまで普通のものだとすれば、純粋に圭一が自分をひたすらに追い詰めてしまった結果と言えますね。では、どうしてそこまで追い詰められることになったのか。

(仮説4)
・圭一は軽い統合失調症に罹っていた。表向きは「父親が田舎でゆっくり絵を描きたいから雛見沢に来た」のであるが、その実、両親は圭一の体を慮ったためである。父親は売れっ子同人作家であり、わざわざど田舎である雛見沢で活動を続けるより、イベントが多くある都市圏で活動するほうがメリットが大きい。しかし、圭一が転校を余儀なくさせる事件を起こしたので仕方ない。


 まあ、圭一はかつての学校での人間付き合いを非人間的だと言ったり、勉強は最初だけは面白かったなどとこぼしたり、「いろいろあり、引越して環境を変えるのもいいだろう、という話になった」と、具体的に何が原因で転校してきたのか曖昧で、事件や病気のことには全く触れていないのですけどね。雛見沢に来て治すつもりが再発症、かえって悪化してしまい、殺人にまで至ってしまったと。

 とりあえず、確たる情報がないので仮説を交えて推理。入江を始めとするグループが、軽い統合失調症に陥っている圭一を何らかの薬物によって殺人・自殺へと追いやったと推理をしておきます(苦笑)。つまり、喉をかきむしって自殺したのは富竹の死因と自分を重ね合わせたからということで。

<推理一時終了>

 ちょっと行き詰ってきたので休憩。ネットのネタバレを見てみたい衝動に駆られつつ、自分の中で一応の解答が出るまでは我慢我慢……。

 新たなるヒント情報を入手するため、

ひぐらしのなく頃に 特別編 雛見沢村連続怪死事件 私的捜査ファイル(仮)
ひぐらしのなく頃に 特別編
雛見沢村連続怪死事件 私的捜査ファイル(仮)

をネット購入することに。話によれば「正解率1%」が「3%〜10%」になるということで、楽しみ〜。はぅ〜☆(←レナ風に) 配送されてくるまでは、またいろいろと妄想推理してみます。いや〜、それにしても暇さえあれば「ひぐらし」のことを考えていますね。確かにこれはまぎれもなく「ゲーム」です(笑)。

 というわけで、まだまだ続きます。


「ひぐらしのなく頃に」推理の続き


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「ひぐらしのなく頃に」07th Storming Party
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